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毎週火曜日は読書や映画。それ以外は医療福祉系の投稿をしています💉
今日は、スイスチーズモデルについて。
医療福祉以外でも使われることが多い、リスク管理の体系になります。
チーズと生ハムって、お酒のつまみに最高ですよね!!っていう余計な話はさておき…。

スイスチーズモデルとは
〇 スイスチーズのスライスを防御層に見立て、各層の“穴(脆弱性)”が一直線に並ぶと事故が発生するという考え方。
〇 提唱者:ジェームズ・リーズン(1990年代)
〇 目的:ヒューマンエラーや組織的エラーを理解し、事故を防ぐ
〇 活用分野:航空、医療、製造、IT、化学プロセスなど
モデルの構造とキーメッセージ
1. 多層防御(スライス)
〇 各層は異なる防御策を表す。
例:
・ 技術的対策(安全設計、点検)
・ 管理プロセス(手順書、監査)
・ 人的要因対策(教育、訓練)
→ 複数の層が重なることで、単一のミスが事故に直結しない。
2. 穴(脆弱性)
〇 各層には必ず弱点がある。
例:
・ 設計ミス
・ 判断ミス
・ コミュニケーション不足
・ 組織文化の問題
3. 穴が“並ぶ”と事故が起きる
〇 普段は他の層が穴を塞ぐが、複数の弱点が偶然重なると事故が発生する。
→ これが「スイスチーズの穴が一直線に並ぶ」状態。
穴をすり抜けないようにするには、チーズを増やす(種類が異なる対応策を増やす)、穴を小さくするなどの対策が大切になります。
どんな場面で使われている?
医療
〇 投薬ミス
〇 手術の取り違え
〇 WHO手術安全チェックリストなどの根拠として活用
航空
〇 パイロットの判断ミス
〇 整備不備
〇 管制の誤指示
→ これらが重なって事故に至るケースの分析に利用
製造・化学プロセス
〇 工程管理の不備
〇 装置の故障
〇 PPE不足
→ 多層的な安全管理のフレームワークとして使用
WHOでも使われるくらい、ポピュラーなモデルになっています。
メリット
〇 事故原因を単一の“犯人探し”にしない
〇 組織全体の安全文化を改善できる
〇 ヒヤリハット報告の重要性を説明しやすい
批判・限界
〇 事故を“静的な層の重なり”として捉えすぎる
〇 現実のシステムはもっと動的で複雑
〇 モデルが広く使われすぎて単純化されがち
スイスチーズモデルは、事故やトラブルが“単一のミス”ではなく、“複数の小さなエラーの連鎖”で起きることを示すリスク管理理論。多層防御の重要性を視覚的に理解できる反面、その場その場の柔軟性に欠けるのがデメリットです。
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