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今日は、骨粗しょう症の薬について。
昨日、アランドロン…じゃなくてアレンドロンについてまとめましたが、他にはどんな種類の薬があるのでしょうか。少しまとめてみます。
骨粗鬆症の薬の全体像
骨粗鬆症治療薬は次の4系統に分類される:
1. 骨吸収抑制薬(骨を壊すスピードを抑える)
2. 骨形成促進薬(骨を作る力を高める)
3. 骨吸収抑制+骨形成促進の両作用薬
4. 骨の材料を補う薬(ビタミンD・K・カルシウム)
1. 骨吸収抑制薬(アレンドロン酸と同じグループ)
◆ ビスホスホネート系(第一選択薬)
破骨細胞の働きを抑えて骨吸収を抑制。
代表薬:
・ リセドロン酸(アクトネル/ベネット)
・ ミノドロン酸(ボノテオ/リカルボン)
・ イバンドロン酸(ボンビバ:内服・点滴)
・ ゾレドロン酸(リクラスト:年1回点滴)
特徴:
・ 効果が確立しており最も使用される
・ 内服は飲み方に注意(胃・食道への刺激)
・ 点滴は年1回で負担が少ないが腎機能チェックが必要
腎臓は一度悪くしてしまうと二度と改善しないため、腎臓が悪い方は注意が必要ですね。
◆ SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)
閉経後女性向け。エストロゲン様作用で骨吸収を抑える。
代表薬:
・ ラロキシフェン(エビスタ)
・ バゼドキシフェン(ビビアント)
特徴:
・ 椎体骨折を減らす
・ 乳がんリスク低下の報告あり
・ ほてり、血栓症リスクに注意
乳がんリスクが減るのは初耳でした。まさに女性向けの薬ですね。
◆ 抗RANKL抗体(デノスマブ:プラリア)
破骨細胞を活性化するRANKLをブロック。
半年に1回の皮下注射。
特徴:
・ 強力な骨吸収抑制作用
・ 腎機能が悪くても使用可能
・ 中止すると骨密度が急低下するため、他剤への切替が必要
・ 低カルシウム血症に注意
中止したときのリスクが高い薬になります。
2. 骨形成促進薬(骨を作る薬)
◆ 副甲状腺ホルモン(PTH)製剤:テリパラチド
骨芽細胞を活性化し骨形成を促進。
代表薬:
・ フォルテオ(毎日自己注射)
・ テリボン(週1回 or 週2回注射)
特徴:
・ 重症骨粗鬆症に使用
・ 椎体骨折リスクを大きく低下
・ 使用期間は最長2年
3. 骨吸収抑制+骨形成促進の両作用薬
◆ 抗スクレロスチン抗体:ロモソズマブ(イベニティ)
月1回の皮下注射(12か月限定)。
特徴:
・ 骨形成促進+骨吸収抑制の両作用
・ 骨密度の上昇が非常に大きい
・ 重症例に使用
・ 心血管イベントリスクに注意
4. 骨の材料を補う薬(補助療法)
◆ 活性型ビタミンD製剤
・ エルデカルシトール(エディロール)
・ アルファカルシドール
・ カルシトリオール
特徴:
・ カルシウム吸収を促進
・ 他の薬と併用されることが多い
・ 高カルシウム血症に注意
◆ ビタミンK2製剤
・ メナテトレノン(グラケー)
特徴:
・ 骨へのカルシウム取り込みを助ける
・ 椎体骨折リスク低下の報告あり
◆ カルシウム製剤
・ 骨の材料
・ 単独では効果が弱く補助的に使用
これらのようないろいろな薬が存在します。性別や年齢、持病などによって何がいいかが変わってきます。気になることがあれば主治医の先生に相談してみましょう。
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