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たまたま、ネットで見かけたので「2023 年度 介護老人保健施設の経営状況について」のレポートを読みました。少し古いデータになりますが、現状の課題をよく捉えた面白いデータだと思ったので、まとめてみました。
2023年度は国の支援により一時的に改善したが、コロナ前の水準には戻っていない点が重要。
レポートの全体像
・ 全国1,508施設の老健を対象にした2023年度の経営データ分析。
1. 2023年度の経営状況のポイント
〇 利用率・利用者単価が上昇
・ 入所利用率:90.5%(+2.2pt)
・ 通所利用率:62.8%(+1.4pt)
・ 利用者単価(入所):14,536円(+113円)
利用者数の増加が収益改善の主因。
2. 事業利益率は改善したが、コロナ前には戻らず
〇 事業利益率:2.3%(+1.3pt)
〇 赤字施設割合:31.9%(-9.2pt)
・ 電気・ガス料金の国の支援による一時的改善。
・ 物価高騰を踏まえると「本質的な回復ではない」と分析。
3. 入所経路の変化
〇 入所は「病院から」が増加
・ 病院 → 老健:+2.0人
・ 家庭 → 老健:微増
収益UPのために、地域包括ケア病棟→老健(加算型以上)→在宅復帰を実施している法人が増えたのが一因だと私は考えています。
4. 施設類型別の特徴(基本型・加算型・在宅強化型・超強化型)
〇 共通点
・ どの類型も事業利益率が改善
・ 利用率・利用者単価が上昇
〇 違い
・ 上位類型ほど通所収益の割合が高い
・ 在宅復帰率・ベッド回転率が高い
・ リハビリ専門職の配置割合が高い
→ 在宅支援機能が強い施設ほど経営が安定しやすい。
デイケアは、人が集まりにくいイメージがあるのですが、やはり収益を多く得ているところは、通所の稼働率もいいみたいですね。
5. 加算算定状況(リハビリ・LIFE関連)
・リハビリ専門職関連の加算が大きく上昇
・LIFE活用が進展
6. 赤字施設の特徴(黒字施設との違い)
〇 赤字施設は以下の傾向が顕著
・ 利用率:低い
・ 利用者単価:低い
・ 人件費率:高い(66.8%)
・ 在所日数:短い
・ 加算算定率:低い
→ 人件費率の高さと利用率の低さが赤字の主要因。
まとめ:このレポートが伝えたい核心
〇 2023年度は一時的に経営が改善
〇 利用率・利用者単価の上昇が経営改善の鍵。
〇 在宅復帰支援・リハビリ体制・LIFE活用が今後の生き残り要因。
〇 赤字施設は利用率・加算算定・人件費管理に課題。
2024年度の老健版(WAM) はまだ未公開なので、公開されたらチェックしたいと思います。
〇参考資料
2023 年度 介護老人保健施設の経営状況について
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